小さな組織を強くする。起業・開業前に知っておきたいノウハウ。

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相手によって対応を変えるべき?マグレガーのX理論、Y理論のマネジメント

事業の立ち上げがうまくいき、規模を拡大していく為には自分ひとりの力ではすぐに限界がきてしまいます。

物理的に自分ひとりで対応できる仕事量は小さなものです。

規模を大きくしていく為には、人を雇って仕事を任せていく必要がありますよね。

人のマネジメントは年々難しくなっている

人を上手に活用していくのは難しく、多くの経営者が苦労している部分です。

昭和の時代は仕事第一で、少々無理をしてても仕事を優先する風潮があり、軍隊みたいな組織も多く存在していました。

最近は考え方の多様化や、働き方改革が進んできたこともあり、労働者が仕事に求める考え方も多様化してきています。

人手不足の時代に入り転職も以前に比べ容易になり、折り合いがつかないとすぐに人が辞めてしまうこともしばしば発生しています。

そして、インターネットの普及により誰でも簡単に情報が得られ発信ができる時代ですので、ひとつ間違えばブラック企業だと大炎上してしまうリスクすらあります。

そんな時代ですので、昔の経験だけでなく先陣の残したマネジメント理論を取り入れるのも一つの方法だと思います。

ここでは代表的な理論をご紹介していきます。

マグレガーのX理論、Y理論

X理論、Y理論とはマクレガーにより提唱されたモチベーション理論のことです。

人間の特性をXとYという2つに分けて、特性に合わせたマネジメントをしていく必要性を説いています。

両極端な話ではありますが、マネジメントをするうえで参考になるので解説していきたいと思います。

X理論に基づく人間観

X理論によると、人間は本来仕事をするのが嫌いであり強制や命令がないと働かないとする考え方です。

Y理論に基づく人間観

Y理論においては、人間は生まれながらに仕事が嫌いということはなく、条件次第では自ら積極的に責任を取ろうとする。

すべての部下に同じ対応をするとうまくいかない

X人間に行うべきマネジメント

X理論のマネジメントは命令と強制を中心としたマネジメントを行っていくのが原則です。
アメとムチを使い分けることでモチベーションの維持をしていきます。
上司の指示監督下でしっかり管理を行い、時には圧力をかけることで人を動かしていく必要もあるかもしれません。

Y人間に行うべきマネジメント

Y理論のマネジメントにおいて、命令と統制でゴリゴリとマネジメントを行っていくことは、モチベーションを下げてしまい逆効果となります。
報酬や金銭以外のインセンティブをイメージさせ、自らで目標を設定しその目標に向かって自発的に努力をしていくことができます。
働く人の自主性を尊重することで、責任ある仕事を任されたい、自分の力を試したいなどの前向きな力が働く為、細かく管理をしすぎず、信頼し仕事を任せてスキルアップする手伝いをするするような気持ちでフォローをしてくぐらいで丁度よいのではないかと思います。

ビジネスの現場でどう活用すればよいの

X理論、Y理論として上記のように提唱をしていますが、当然人間は2つのどちらかに綺麗に当てはまる訳ではありません。
きかっけさえあれば、X人間の特性を持った人間がY人間の特性に変化もしていきます。
仕事が嫌いで嫌いで、毎日怒鳴られ続けていた社員が、結婚して家族を持つことによって、仕事に前向きに取り組むようになるかもしれません。

まとめ

現代の日本は高い水準の教育を受けている人が多く、物質的に恵まれていて、仕事に対しても生きていく為のお金を稼ぐこと以外に、自己成長ややり甲斐など、仕事に求めることも多様化しています。

ビジネスの現場においてはやるべきは、従業員をどちらかに当てはめるだけではなく、2つの考え方を理解し、相手の状態を見ながら上手く対応を使い分けるのが最適解ではないかと思います。

今後は働き方改革の進展や、少子高齢化によるさらなる人手不足が予測されています。

従業員満足度を上げることでサービスの質の向上を図るインターナルマーケティングという考え方も注目されており、働く人の立場や気持ちを理解して、モチベーションを高めてあげることも必要であるのかと思います。

従業員と上手く付き合い、スムーズな経営ができるよう、考え方を取り入れてみては如何でしょうか。

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